明日に処刑を・・・

 『俺たちに明日はない』(68)とか一部の人間にとってはカルト的人気を誇るテレンス・マリックの『地獄の逃避行』(73)とかと類似して見誤りそうな青春犯罪鎮魂歌。もっともスコセッシにとっては、恋愛劇は暴力を鮮烈に印象付けるための前戯でしかないようだ。 『キル・ビル』ではしわくちゃだったデヴィッド・キャラダイン(ビル役)が主演。30年でそんなに変わるかというくらい若い。ちょい役で出てるスコセッシなんかは今とそんなに変わらないのに。とんでもない老化だ。

id:vigo:20050408#p1 『アビエイター