2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

寝たい

昨晩は寝付けなかったのでフィルム現像して夜を明かした。展示に向けて。 徹夜の状態で撮影の仕事、神宮球場へ。オートフォーカスと連続シャッターと露光オートが気持ちよくてフィルム20〜25本撮ったように思う。そんなに使ってよかったんだろか。 眠い。ち…

品切れ

ネットで注文していた『観察者の系譜』(ジョナサン・クレーリー)は品切れだとメールが来た。もう一回探してみるか。

フィルム・ノワール

ニコラス・レイ 『孤独な場所で』 1950 dvd リドリー・スコット 『ブレードランナー』(オリジナル) 1982 video 主人公のナレーションがフィルム・ノワールにとって必需とはいえないように思う。『ブレードランナー』のオリジナルの、ディレクターズカット…

予定していた写真撮影の仕事は雨のため中止に。その足で展示向けの写真を撮ってから帰った。

死に向かう森と生に向かう森

青山真治『私立探偵 濱マイク No.6名前のない森』2002 dvd 車の描写が巧い。フレーム・インの仕方が。手をからだ前の腰の辺りで組んで遠方を眺める鈴木京香のフルショット、ロングショットはジョン・フォード『荒野の決闘』。 ジャン・ルノワール『草の上の…

スーツ、とか

スーツ バイトの都合上週3日ほどスーツ。じぶんはスーツを着るような人間だろうかと疎外感。 時計 たまったTSUTAYAのポイントで小さな置時計をもらった。時刻が表示される液晶部分が透けている。ロゴに「24 TWENTY FOUR」。置時計とか掛け時計ってデザインも…

『「ブレードランナー」論序説』

移民のための移民による安価な娯楽がやがてアメリカ大衆文化の代弁者となり、さらに世界市場を席巻した歴史を考え合わせると、ハリウッド映画は故郷や民族や宗教あるいは父親といった自己同一性のよりどころを失った男たちによる、そうした人間たちのための…

覚悟がほしいよ

来月下旬の写真展示に辞退者が出た。まあ親の心子知らずだから何を言っても通じないだろうな。ムキー

ロベール・ブレッソンの映画

渋谷のブックファーストでいい物を見つけた。5年前の東京国際映画祭でのロベール・ブレッソンの回顧上映の際のプログラム。プログラムだからどうりでアマゾンとかに載ってないわけだ。ブレッソンに関する本って意外と少ないんだよなー。150ページ。収穫。 彼…

解き放たれる視覚―マネと「注意」の概念の出現をめぐって

ジョナサン・クレーリー(『アンチ・スペクタクル』第4章) むしろ私は『温室にて』は何よりもまず、さまざまな形で分散された視野を再統合する試み、不動化に抵抗する象徴的内容をしっかりと固定化する試みだと思っている。(p.153) ゴダールはマネが映画…

スポッティング

某団体の集まりでスポッティング指導。指導もなにもなく、ようは注意深くやろうってことだ。その後飯。ビールを軽く一杯。

ブレードランナー (ディレクターズ・カット)

リドリー・スコット『ブレードランナー』(1982/ディレクターズ・カット,1992)video 自分の中ではつまらない映画だけれども、日本でもっとも良心的な映画研究者の加藤幹郎が、一本の映画のテクスト分析に240ページも費やした『「ブレードランナー」論序説…

クラブ

昼。来月下旬に行われる展示に使う写真の撮影を。 夕方からは先輩のお誘いで代官山ユニットでクラブイベントに。浪人時代からの親友にも久しぶりに再会できてよかった。音楽には疎いほうの自分に彼の一言、「音楽は最初は我慢が必要なんだよ。」

L'Image-tempsについて

しかし問題は、創作行為が情報の伝達の回路とうまく両立しえないところにあるのです。こうした回路はあらかじめ準備され、はじめから頽廃しているわけですから。(ジル・ドゥルーズ,『記号と事件』,p.105,河出書房)

コラテラル

マイケル・マン 『コラテラル』 @渋東シネタワー ギャラリー回って時間的に間に合ったのがこれ。先行上映。 彼のフィルモグラフィーの中ではかなりはずしてるな。野心がない。たいした経歴のないジェイミー・フォックスをトム・クルーズと並べて主演にして…

写真とか

ミュージアムっていうかギャラリー。学校で用事を済ませる前後に3つ。 OB展(写真の) @半蔵門 ground○○ @銀座 SUBSTANCE @原宿デザイン・フェスタ どれも知り合いの。2つ目のやつは現代アート志向な感じ。現代アートってのはコミュニケーションなんだな…

雨月物語

溝口健二『雨月物語』(1953)video これは何度見たか。やはりここでも高い空間の密度。

表象と倒錯―エティエンヌ=ジュール・マレー

松浦寿輝 著『表象と倒錯―エティエンヌ=ジュール・マレー』(筑摩書房) 一冊の書物に仕上げるために意図的に回りくどく冗長にしているという印象を受けた。あっさり読み終わる。 映画が単に目に見えているものを再現するのみという論調でのマレーの映画批…

イン・ザ・ベッドルーム

トッド・フィールド 『イン・ザ・ベッドルーム』(2001)DVD 劇場公開時も数えると見るのは4回目か。傑作。トッド・フィールドはもう映画を作らなくてもいい。恐ろしいまでの空間の密度。傑作。

L'Image-mouvementについて

ロブ=グリエがいうように、描写が事物にとってかわったわけです。ところが、純粋な知覚と音声からなる状況に身を置くと、行動が崩壊し、したがって物語が崩壊するだけでなく、さらには知覚と感情の質も変化していく。知覚も感情も「古典的な」映画の感情=…

ヴァンパイア

カール・ドライヤー 『ヴァンパイア』 DVD カール・テオドール・ドライヤー1932年の作品。フランスとドイツの合作だけれど、1930年から33年にかけてのユニバーサル・スタジオを中心としたホラー・ブームが海を超えて影響したのだろうか。「男と女と銃」で映…

また

台風接近の影響か、帰りにいつものラーメン屋に寄ろうとしたら閉まっていた。仕方なく他へ。漬け麺、たこ焼き。今日はまだ時間があるしブラウン管で何か見るか。

映画見ず

潜在的に、劇場で映画を見られるのは火土日曜日なのだけれども、このところ色々用事が入って見に行けない。今日も。この調子だとストレスがたまるなぁ。ルキノ・ビスコンティ映画祭もまともに行けなかった。『オーバードライブ』とか『スウィングガールズ』…

暗室

後輩に写真のプリント現像を教える。

せんだいメディアテークと蓮實重彦

生協で一冊購入 『映画への不実なる誘い 国籍・演出・歴史』蓮實重彦 著(NTT出版) せんだいメディアテークと蓮實。思い出深い組み合わせだ。初めて彼に会ったのが、浪人とのときあそこで行われたマクシム・デュ・カンに関する講演だった。 同じ場所で行わ…

暗室

久しぶりに 写真を焼いた。3ヶ月ぶりくらいか。少しなまっていたけれども感覚を取り戻した。 本 ネットで二冊。 『映像のポエジア 刻印された時間』,アンドレイ・タルコフスキー著 『観察者の系譜 視覚空間の変容とモダニティ』,ジョナサン・クレーリー著 …

接続詞「と」

「と」というのは、ふたつのもののどちらか一つをさすのではなく、ふたつのものの「あいだ」にある境界を指しているのです。どんな場合にもかならず境界があり、逃走の線や流れの線があるわけですが、ただいかんせん、これがもっとも知覚しにくい部類に属し…

紐育の波止場

ジョセフ・V・スタンバーグ『紐育の波止場』(1928)@アテネ・フランセ 対象からカメラがぐーっと引くと別の集団がフレーム・インして注意はそちらへ。いかつい船夫(ジョージ・バンクロフト)含め見ごたえがあった。

後輩

高校のときの後輩が電話してきた。浅田彰の『構造と力』を読んでいたら話したくなったそうだ。そんな本なのか?読んでみよう。

羽毛布団

寒くなってきたので羽毛布団を出した。かなり気持ちよく寝られる。学校遅刻。