ロベール・ブレッソンの映画

 渋谷のブックファーストでいい物を見つけた。5年前の東京国際映画祭でのロベール・ブレッソンの回顧上映の際のプログラム。プログラムだからどうりでアマゾンとかに載ってないわけだ。ブレッソンに関する本って意外と少ないんだよなー。150ページ。収穫。
 彼の作品に出演したモデルやスタッフの各作品ごとの文章が約半分。もう半分は作品評。この執筆者の顔ぶれがなかなかすごい。ロラン・バルト罪の天使たち)、ジャック・ベッケルブローニュの森の貴婦人たち)、遠藤周作(抵抗)、マルグリット・デュラスバルタザールどこへ行く)、ジョルジュ・サドゥール(少女ムシェット)、ジョナス・メカス(やさしい女)、辻邦夫(白夜)、蓮實重彦(白夜)、フランソワ・トリュフォーたぶん悪魔が)、J.-M.G.ル・クレジオラルジャン)。
 ってことで機嫌がいい。