もののたはむれ

 文庫化を機に読んでみた。そんなだね。「幻想文学」なのに展開が読めてしまうので幻想は何処かへ・・・

ものを見ること、今やそれはわたしにとって、艶やかな宝石の耀いで出来た箱の中にその対象を閉じこめることだ。(P.178)

もののたはむれ (文春文庫)

もののたはむれ (文春文庫)