ジョージ・ルーカス 『スター・ウォーズ エピソードⅢ/シスの復讐』 Star Wars: Episode III - Revenge of the Sith 2005 USA 140min. (@日劇1) 評のようなものを書くとしたらもう一度見てからだな。 エピソード1はずいぶん馬鹿にしたものだが、スター・…
先輩id:cine345さんと映画を見る。スター・ウォーズ。有楽町。ジャンルがジャンルなだけか、一人で見るより絶対おもしろかったろうという気がする。(このへんは〈アトラクションの映画〉を考える上で無視できない感覚なので、よく記憶しておこうと思う。) …
『ハインリヒ・ベル小品集』 第二次世界大戦における兵役体験を基に書かれた短編集。戦場や実戦よりは街を舞台にした市民の話がほとんど。(戦時中なのだからあたりまえだけど)現実離れ、実生活離れした浮遊感がある。 左右に突然黒い巨大な瓦礫の山。弱々…
Royksopp "The Understanding" めずらしく音楽ネタ。前作"Melody A.M."は非常に気に入っていて、頻繁に聴いていた。待望の新作。よいな。The Understandingアーティスト: Röyksopp出版社/メーカー: Wall of Sound発売日: 2005/07/04メディア: CD クリック: 1…
Mario Falsetto "Stanley Kubrick: A Narrative and Stylistic Analysis" 届いた。少し読んでみた。そのなかでおもしろい記述。 1958年から1963年に製作された映画の平均的なショットの持続時間は11秒から9秒とのこと。それが1964年から1969年になると7.5秒…
ジョン・フォード 『リバティ・バランスを射った男』 The Man Who Shot Liberty Valance 1962 USA 123min. (dvd) いくつかの理由で本作への興味はつきない。 今回見て気がついた点ひとつ。終盤の議員選出のシーン、カメラがドアをくぐったかくぐらないかギリ…
金子勝 『長期停滞』 ちくま新書 テスト対策の一つとして読む。
クロード・シモン死去 エド・マクベイン死去
Bill Condon Gods and Monsters 1998 UK/USA 105min. (dvd) オリジナルに忠実な画面比16:9で。オリジナルは2.35:1、日本で出てるソフトは4:3。 公開当時、本作には日本公す開る配給会社がつかなかった。アメリカで見たファンのあいだの運動によりなんとか期…
Cinema: The Archaeology Of Film And The Memory Of A Century (Talking Images Series)作者: Jean-Luc Godard,Youssef Ishaghpour,John Howe出版社/メーカー: Berg Publishers発売日: 2005/02/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見る
飯を食いに外に出る以外はアパートにこもってレポートを書く。
アーヴィン・カーシュナー 『スター・ウォーズ/帝国の逆襲 特別篇』 The Empire Strikes Back: SPECIAL EDITION 1980/1997 USA 131min. (dvd) 『帝国の逆襲』は非常によい。本シリーズ中の出色というだけでなく(EP3は見てないけど)、一本の映画としてとて…
スタンリー・キューブリック 『突撃』 Paths of Glory 1957 USA 87min. (dvd) だいぶ久しぶりに見たけれども、印象が違うな。前見たときとは世界情勢が違うからだと思うが。
J・G・バラード 『コカイン・ナイト』 犯罪が以下にひとの意識を鋭利にし文化を活性化させるかみたいな話。もうすこし説得力がほしかったところ。コカイン・ナイト (新潮文庫)作者: J.G.バラード,J.G. Ballard,山田和子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 200…
『ドーン・オブ・ザ・デッド』に関して一昨日書いた粘着性については、サラ・ポーリーの肌のべたべた感を忘れてはいけない。しかし彼女はゾンビに立ち向かう存在だ。ここにおいて乾燥と粘着性の対立が崩れてしまう。先日はやや安易に形容してしまったゾンビ…
スティーブン・スピルバーグ 『宇宙戦争』 War of the Warlds 2005 USA 116min. (@シネタワー) いろいろ難癖つけたいところもあるけど、まあ総じて擁護しますよ。 大作はきまってシネマスコープ(2.35:1のスクリーン比)ないまのハリウッドにしてこれは1.85…
しかしそもそもカメラは映画誕生からこのときまで一度もドアなどくぐったことがないのである。 加藤幹郎 『鏡の迷路 映画分類学序説』 みすず書房 1993 p.56 /『フレンジー』(アルフレッド・ヒッチコック,1971)について 『シャイニング』 『プライベート…
ロベール・ブレッソン 『やさしい女』 Une Femme Douce 1969 France 88min. (vhs) 88分のあいだにドアの開閉がいったい何度あるのか(!!)。とそんなことを数えてる場合でない。手のクローズ・アップも然り。『湖のランスロ』以上に純化されたオープニング・…
クリント・イーストウッド 『ミリオンダラー・ベイビー』 Millin Dollar Baby 2004 USA 132min. (@シネパレス) 今度は友人と。鑑賞後みないちように黙る。
イスマイル・カダレ 『誰がドルンチナを連れ戻したか』 白水社 イスマイル・カダレはアルバニア生まれでフランスに亡命した作家。カフカの匂いを強く感じた。誓い(ベーサ)の危機とその見直し。 ISBN:4560043175
加藤幹郎 『ヒッチコック『裏窓』ミステリの映画学』 みすず書房 切り返しやクローズアップなどともに構築された古典的ハリウッド映画の文法すなわち、物語の先導者となるカメラ=主体や、被写体=視線の対象といった関係は、観客の主人公への不問の信頼に拠…
アルフレッド・ヒッチコック 『裏窓』 Rear Window 1954 USA 112min. (dvd) ↓を読むにあたって見かえす。
ドン・シーゲル 『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』 Invasion of the Body Snatchers 1956 USA 80min. (vhs) オリジナルの白黒。まえ見たのはこれに着色したバージョンだった。しかしオリジナルの画面比は2.00:1であるのに対し、vhsは1.37:1でなお不満あり…
米アカデミー賞、プロデューサーの資格審査を厳格化
ドン・デリーロ 『マオⅡ』 本の友社 他の著作も読んでみるか。 テロリストが肥え太れば、小説家は痩せ細るってこと。やつらが大衆の意識に影響を与えれば与えるほど、感性や思想の形成者としてのわれわれ小説家の影響力は低下する。やつらが具現している危険…
ジョゼ・パジーリャ 『バス174』 Ônibus 174 2002 Brazil 119min. (@ライズX)
まだかぜ気味。鼻水と咳。昨日は今日提出の課題をやっていたため寝れなかったし、長引くのもわかる。今日はゆっくり眠れる。シーツやタオルケット、枕カバーの類はすべて洗濯したのだ(!)。今晩の快眠のために!!
ダグラス・サーク 『愛する時と死する時』 A Time to Love and a Time to Die 1958 USA 132min. (tvdvd)
中田秀夫 『ザ・リング2』 The Ring Two 2005 USA 110min. (@シネフロント) ナオミ・ワッツという女優は、その唇にいくつもの表情を持っている。ふつう注視される眼からほんの少し下で、外壁を突き破って感情の表出が細やかに展開している。振り返ってみれ…
オーソン・ウェルズ 『審判』 Le Procès 1962 France/Italy/West Germany/Yugoslavia 118min. (vhs)